児童手当の使い道ランキング!100人の現役ママにアンケートしました!

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児童手当 使い道 ランキング

子育てはなにかとお金がかかるので、児童手当がもらえるのは助かりますよね。

その使い道は家庭によっていろいろ。「せっかくもらったお金だし、子供のために使いたい!」「子供の将来のために貯金しておきたい!」など様々な意見があります。

そこで、100人の現役ママたちに児童手当の使い道についてのアンケート調査を実施!

みんなの使い道をランキングにしてみました。

そもそも児童手当はなぜ支給されているの?

<児童手当制度の目的>

・家庭等の生活の安定に寄与する
・次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する

制度の概要としては難しく書かれていますが、ざっくり読み解くと

  • 子供がいる家庭が生活に困らないように支給するよ
  • 子供がしっかり育つために支給するよ

ということ。

つまり、児童手当は子供のために使ってもいいし、生活費に使ってもOK。その使い道は各家庭で自由に決めてねってお金なんです。

ちなみに、児童手当という制度ができた当初、厚生労働省が実施したアンケートによると、その使い道(予定を含む)は以下のとおりでした。

  1. 子どもの教育費
  2. 子どものための生活費
  3. 生活費(子どものために限定しない)
  4. 子供の将来のための貯蓄・保険料

しかし、これは制度がはじまったばかりのときのアンケートなので、「こういうふうに使えたらいいな」という希望や理想でしかありませんでした。

では、今現在、みんなはどんな使い道をしているの?という実態が気になり、現役ママ100人に独自アンケート調査を実施しちゃいました!

児童手当の使い道ランキング!100人の現役ママにアンケート!

調査方法

たくさんのママたちの「生の声」をお聞きするべく、日本最大級の仕事発注サイト「ランサーズ」で私が直接アンケートをとってみました。

回答していただく方は、児童手当を今現在もらっているママに限定させてもらいました。

20代~50代まで、幅広い年齢のママたち100人から児童手当の使い道をお聞きすることができました!お子さんについても0歳~15歳、1人から4人兄弟までと様々です。かなりリアルな声を集めることができましたよ♪

ことり

自腹を切って調査しちゃったよ!

児童手当の使い道ランキング 結果発表!

1位 貯金
2位 生活費
3位 育児費(子どものための生活費や行事費)
4位 保育料や学費(保育園、幼稚園、小学校、中学校)
5位 学資保険
6位 子供の習い事費用
7位 投資などお金を増やすために運用

アンケート結果はご覧の通りとなりました!

それぞれの使い道には、理由もいろいろ。結果内容を詳しく見てみましょう。

1位 貯金

100人中44人の方が児童手当は「貯金」していると回答してくれました。

少しでも教育資金の足しになればいいかなと思い、振り込まれたら子供の口座に移して貯金しています。大きくなって塾や習い事などに、どのくらいお金がかかるのかわからないので、なるべく使わずに貯めてあげたいです。

 

(20代後半/0歳児のママ)

全て貯金しています。子供が娘なので、将来、結婚する時などお金が必要な場面で渡そうと主人と話しています。

私も、自分の親にそのようにして貰っていたので、同じようにしようと思いました。
子供のためのお金なので、将来好きなように使って欲しいです。

(30代前半/1歳児のママ)

親名義の口座に振り込まれたものを、子供名義の口座に移し替えて貯金しています。

(30代後半/8歳児のママ)

児童手当は貯金していると回答したママたちの多くは、子どもの将来のためにお金をとっておきたいという人が多いようです。

一方で、こんな意見も。

基本的には、貯金しています。ただ、どうしても生活費として厳しい時におむつ代や衣類の購入費として遣わせてもらう月もあります。

(30代前半/3歳児のママ)

もらっている分は幼稚園の費用に少しだけ使いました。それ以降は普段まったく使わない口座なのでそのまま貯金してあります。

(40歳後半/14歳児・12歳児のママ)

なるべく貯金していく方針としつつも、どうしても子供のためにお金が必要なときに利用しているという意見もありました。

ちなみに、児童手当の貯金方法はご家庭によって様々で、

  • 児童手当専用の振込口座を作ってそのまま振り込まれるようにしている人
  • 振込まれたら、すぐに別口座へ移し替えている人
  • 子供名義の口座へうつしている人 

などがありました。

2位 生活費

貯金の次に多かったのが「生活費」で100人中20人の回答がありました。

生活費と同じ口座に入ってくるので、生活費で消えています。その生活費には子供の習い事の月謝も含まれているので、その一部に充てている、といえばそうも言えます。

(40代後半/10歳児のママ)

基本的には子供の給食費や学用品、洋服など、子供のために使いたいと思っているが、児童手当の振込口座が光熱費やクレジット決済等の引き落とし口座と同じであるため、家庭全体の生活費として消えている感覚があります。

(50代/9歳児のママ)

現在は、家計が苦しいので色々な支払いに使用することが多いです。

(30代後半/8歳児・4歳児のママ)

子育ては何かとお金がかかるため、家計全体の生活費としてついつい消えてしまう…という意見もよく分かります。

特に意見が多かったのが、児童手当が振り込まれる口座が生活費と一緒のため区別ができない、というものでした。

中には、

子供を育てるために親も日々頑張っているので、子供のためだけの手当ではないな、と思いました。生活費は、子供も含め家族全員が生きていくためのお金なので、区別する必要はないと思っています。

(40代前半/0歳児のママ)

という意見もありました。

3位 育児費(子どものための生活費や臨時出費)

何かとお金のかかる子育て。子どものための出費に限定して使っている、というご家庭も多かったです。

子供の入園や入学準備品や幼稚園、学校などで使用する物。服や靴など身の回りの物。習い事で必要な用品等の購入。
アニバーサリー撮影の撮影代。
臨時出費があり、足りないとこの補填。
将来の学費等の貯蓄。
児童手当なので、生活費としてではなく子供の出費に使っています。

(40代前半/11歳児と6歳双子のママ)

子供の学校で使う物、例えば上履き、文房具費、ティッシュ、ハンカチ、ポシェット、体育着、水着、その他維持費。遠足の時のバス代等に使うことが多いですが。月1子供と美味しいご飯食べに行くときにも使わせてもらいます。

(30代後半/10歳児のママ)

児童手当でもらったお金も「子どものためのお金」として使えれば有意義な使い道に思えますね。

4位 保育料や学費(保育園、幼稚園、小学校、中学校)

児童手当で保育料や幼稚園代がすべてまかなえるわけではありませんが、学費の足しにしているというご家庭も少なくありませんでした。

保育園に入るまでは丸々子供用に貯金をしていたのですが我が家の世帯月収では保育料を払っていくのが厳しいため、保育園に通うようになってからは保育料に使用するようになりました。

(30代前半/8歳児・0歳児のママ)

児童手当は貯金して学費に少し足しています。子供が中学生になってから色々と学費もアップしたので貯金していた児童手当を活用しています。

(40代前半/13歳児のママ)

乳幼児のころは貯金していたという家庭も、保育園に預け始めてからは保育料として使っていたり、学費の負担が増えてきたタイミングで使っているという意見がありました。

5位 学資保険

学資保険として将来のために使っているご家庭も。

学資保険の積み立て金に使用しています。最初は児童手当を貯金しようと思っていましたが、どうせ子供が大きくなるまで使わないのであれば、置いておいても増える方法を選ぼうと思いました。

(30代後半/1歳児のママ)

児童手当は学資保険の保険料に充てています。主人が自営業のため、主人の身に何かあった時に子供が成人するまでの保証を確保するため学資保険に入っています。また、満期を迎えれば子供の結婚の費用などに充ててあげたいと思っています。

(30代前半/6歳児・5歳児のママ)

学資保険なら保障もつけられるし、満期になればお金が増えて戻ってくるものも多いです。

なにより、強制的に貯蓄ができる仕組みが心強いですね。

6位 子供の習い事費用

子どもの習い事費用に、児童手当をあてているご家庭も。特に、2人以上お子さんがいるご家庭に目立つ意見でした。

子どもがいくつか習い事をしているので、その習い事の月謝として使っています。将来の学費に備えて子どもへの貯金にするか、いま子どもために使うかと考えましたが、今子どもの能力を伸ばすことに活用する方を選びました。

(30歳前半/2歳児・0歳児のママ)

第一子目の時には全部貯金していましたが、第二子からは習い事や塾など教育費がかかるようになってきたので教育費など生活部分とは違う使い方をするようになりました。

(40代後半/17歳・15歳・12歳のママ)

7位 投資などお金を増やすために運用

せっかくもらえるお金なので、有効活用しよう!と積極的に増やす使い道を選ぶご家庭もありました。

元々全額を貯蓄し、子供の為に使うつもりではいましたが、長い期間置いておいても仕方ないし勿体ないとアドバイスをいただきました。将来の学費+アルファになるように、と思って、外貨建ての積立保険に入っています。

(30歳後半/1歳児のママ)

ジュニアNISAの口座を開設し、そこに児童手当分をまわしています。リスクもあるので将来の学費の備えは別でしています。それでも、長年運用するメリットは大きいと考えています。

(40代前半/3歳児のママ)

児童手当の使い道に正解ってあるの?

アンケートでは貯金しているご家庭が最も多いという結果になりました。学資保険や投資運用なども、子供の将来に備えるお金として考えているという点では貯金に近いものがあります。

しかし、児童手当は子供がいるご家庭なら誰もがもらえるお金です。

何に使っても自由!どんなことに使っても自由!そこに正解はありません。

だからといって何も考えないでいたら、いつの間にかお金がなくなっていて「何に使ったんだろう?」ともったいないことに。

だからこそ、各家庭の状況に合わせて使い道を決めていくことが大切です。

お悩みママ

我が家は児童手当をついつい使ってしまうのですが、やっぱり貯金したほうがいいんでしょうか?
将来への備えがしっかりできていればOKですが、児童手当を貯金するだけで将来の教育費の不安はかなり解消できると思いますよ

ことり

児童手当を貯金すると総額200万円!

児童手当を貯金する場合、15年間で約200万円を貯めることができます。この200万円という金額、教育費としてはかなり重要なんですよ。

たとえば、国公立大学の学費は、入学金+4年間の授業料で約250万円です。

児童手当がすべて貯金できていれば、それだけで子供の大学費用の約8割を準備することができるともいえますよね。

私立大学へ進学する場合でも、入学金+初年度の授業料は十分まかなえる金額です。

児童手当を貯金できていれば、子供の将来の教育費への不安がかなり軽減されるんです。

児童手当を運用して増やす方法

アンケート結果にもあったように、ただ貯金しておくだけではもったいないと考える人は、お金を運用して増やす方法も検討してみるといいでしょう。ただし、お金を増やすためにはリスクがつきもの。それぞれの商品をしっかりと理解した上で行ってくださいね。

学資保険

手堅いのは「学資保険」です。アンケートでも、使い道として第5位になっていましたね。

学資保険も立派な保険なので、保障がつけられる安心感があります。さらに、貯蓄性もあって、お金が増えて戻ってくるなんて最高です。

ただ、最近は元本割れ(お金が少なくなる)商品も多いので、返礼率をしっかり確認するようにしましょう。

生命保険

他には、生命保険に入って、満期にお金を受け取ることでお金を増やすという方法もあります。

終身保険は、途中で解約することがなければ、基本的にお金が減ることはありません。長期的に加入すればするほど返礼率もアップしますが、お金が必要になる時期をしっかり確認しておく必要があります。

ジュニアNISA

近年、話題になるのは「ジュニアNISA」です。いわゆる『投資』なのでリスクもありますが、リターンも大きくなります。

仮に、200万円を複利5%で運用し続けたとしたら、将来的には300万円以上に増える可能性もあります。

比較的リスクの低い安全な投資信託が選べたり、投資額が非課税になったりとメリットもたくさん。

ただし、払い出しが18歳からなので、大学入学で一番お金がかかる時期に引き出せないというデメリットがあります。それに、急な出費があっても途中でお金を引き出すことができないので、計画的に利用する必要があります。

児童手当でもらえるお金を余裕資金として持て余している家庭にとっては、少しリスクをとってハイリターンを狙ってみるのもいいかもしれません。

児童手当の使い道 さいごに

ちなみに我が家は、親の貯蓄口座に児童手当が振り込まれるようにしていて、全額貯金にまわしています。

我が家は、株式投資や個人型確定拠出年金、終身保険などの備えをすでにいろいろしています。なので、児童手当は「あえて」現金貯金にしているんです。

これはあくまで我が家のケース。

あなたのご家庭にとって、児童手当の金額が今の家計に必要なお金であれば、生活費として使えばOK。将来の教育費が不安なら貯蓄にまわせばOK。

児童手当をもらうことによって、家計を見つめ直す良いチャンスにしていきたいですね。

~児童手当の使い道に関するアンケート 調査概要~
調査日: 2019年02月27日~03月04日

調査方法:ランサーズ

アンケート回答数:100
対象者:児童手当を支給されている20代~50代の女性

 

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