子供がもらったお年玉やお祝い金などを貯めておくのに、子供名義の銀行口座を作る人も多いですよね。
でも、どの銀行で作るのがいいんでしょうか?
・ゆうちょで作ったという話をよく聞くけれど、どんなメリットがあるの?
・もっとおすすめの銀行はないの?
ことり
やっぱり子供にもらったお金は、子供のためにとっておきたいですよね。
これから子供名義の銀行口座を作ろうと思っている人へ、子供用の銀行の選び方とおすすめ口座をご紹介します。
子供名義の銀行口座を選ぶポイント
おすすめの銀行口座をご紹介する前に、銀行の選び方をお伝えします。
- 未成年の口座がつくれる
- 自宅の近所に店舗がある
- 将来、子供がどこで暮らしても全国の店舗 or ATMで利用できる
- 子供ならではのキャンペーンや特典がある
これらのポイントをおさえながら、子供用にするならこの銀行がいいな!っておすすめは3つ。
ゆうちょ銀行 → 全国の郵便局で利用できる!
三菱UFJ銀行 → ディズニーデザインが選べる♪
楽天銀行 → お得な口座開設キャンペーンあり
他にも、それぞれに特徴やメリットがあるので、詳しくご紹介していきますね。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、全国の郵便局で利用できる銀行です。
郵便局が運営している安心感や、全国どこへ行っても利用できる頼もしさはダントツ!
子供のはじめての口座開設向けのテレビCMを流していた時期もあり、もっともメジャーな子供向け銀行口座といえそうです。
また、ゆうちょ銀行同士の振込手数料は無料なので、子供が大きくなって1人暮らしをすることになった場合の仕送り口座としても活用できます。
子供向けには可愛い柄の通帳も選べます♪
- 郵便局で入出金できると嬉しい
- 将来子供がどこで暮らしても使いやすい
- みんなが開設している銀行がいい(安心感)
- 親もゆうちょ銀行を普段使いしている
関連記事>>ゆうちょ銀行で子供名義の口座開設をする方法!必要なものと手続きまとめ
三菱UFJ銀行
大手メガバンクの三菱UFJ銀行。全国に店舗がありますし、ATM設置台数も最大級でとても便利です。
三菱UFJ銀行の最大の魅力は、ディズニーデザインの通帳とキャッシュカードを作れること♪個人的には大手銀行の通帳の中で一番かわいいデザインかなって思います。他のキャッシュカードとも区別がつきやすく、管理がラクです。
また、振込手数料は同じ支店同士なら無料。インターネットバンキングを利用すれば三菱UFJ銀行同士はいくらでも無料。条件を満たせばATM手数料も無料。
親の給与口座が三菱UFJ銀行だよーって人は、子供の口座も同じところで作ってしまうほうが入金・振込はお得です。
- 全国に店舗があり、ATMも利用したい
- 将来子供がどこで暮らしても使いやすい
- ディズニーデザインの通帳を作りたい
- 親の給与口座が三菱UFJ銀行
実は先日、三菱UFJ銀行で子供名義の口座を開設してきました♪そのときの話は三菱UFJ銀行で子供の口座開設に必要なものまとめ!手続きしてきましたをご覧ください。
ちなみに、三菱UFJ銀行以外にも可愛いデザインやキャラクターの通帳を取り扱っている銀行ってけっこうあるんですよ♪見た目で選びたい人のために、別の記事にまとめてますのでよければ参考にしてください。
楽天銀行
楽天グループが運営するインターネットバンクで、規模は最大級。
店舗や支店はありませんが、全国のATMが利用できるので不便はないはず。
楽天銀行では、子供の口座開設キャンペーンが通年で行われているお得な銀行。せっかくの機会に少しでもお得な特典が欲しい、という方は楽天銀行一択になるかと思います。
参考
お祝い金1000円プレゼント!初めての口座開設は楽天銀行で
さらに、楽天銀行は普通預金の金利が、他の銀行と比べて何十倍も高いんです!貯めっぱなしにする貯金口座なら、少しでも利息がつくと嬉しいですよね。
さらにさらに「自動定額入金サービス」がかなり便利!これは、毎月一定金額を、自動的に楽天の口座に入金していくというサービス。
この仕組みを使えば、たとえば親の口座に振り込まれる児童手当を子供の口座へうつす手間をはぶくことができちゃいます♪貯金用口座にはとっても便利な機能です。
もちろん、楽天銀行同士の振込手数料は無料。回数・金額の制限はありません。楽天ポイントもついちゃったりして、やっぱりお得度はピカイチです。
唯一のデメリットは、ネットバンキングなので紙の通帳がないこと。印鑑すら不要で口座開設できちゃうので、子供に譲るときにはキャッシュカードと暗証番号を渡すのみというシンプルなかたちに。ちょっと寂しい感じもしますね。
- 口座開設キャンペーンや特典が欲しい
- 普通預金の金利が高いほうがいい
- 自動定額入金サービスを利用したい
- 口座開設がカンタン(ネット完結・印鑑不要)
個人的にはデメリットを感じる銀行
子供の口座を作るのに、ここは避けたいな~と思っている銀行口座を2つご紹介しておきます。あくまで個人的な意見です。
みずほ銀行
全国展開しているメガバンクではあるんですが、地方にある支店やATMの数がけっこう少ない。子供が将来、地方の大学へ進学したときなどは不便を感じるかも。
住信SBIネット銀行
大手ネット銀行でサービスが充実しており、おすすめしているサイトも多い。でも、そもそも15歳以上からしか口座開設できない。子供向けに開設するメリットは少ないかと。
子供の口座開設の注意点
上記でご紹介した3つの銀行なら、どこで作っても安心感があるはずです。しかし、子供名義ならではの注意点があるのでご紹介しておきますね。
登録印を紛失しがち
子供名義の口座を開設するときには、銀行印として印鑑が必要になります。(楽天銀行は印鑑がいりません)
これは、親がもともと持っている印鑑でもいいですし、子供用に新しい印鑑を作ってもいいと思います。
しかし、この印鑑は今後の手続きで必要な大切な印鑑になります。
印鑑自体をなくしてしまったり、そもそもどの印鑑で登録したか分からなくなってしまうケースが多いので、目印をつけるなどして分かるようにしておきましょう。
ことり
将来、子供に口座を渡すつもりでいるなら、印鑑も新しく作っておくのがいいと思いますよ。
長期間放置すると休眠扱いになる
銀行口座というのは、長期間なにもしないでいると、休眠扱いになってしまいます。基本的には、10年間ですね。
入金をしない、お金を引き出すこともしない、振込もない。これが10年間続くと、休眠預金・睡眠預金として取り引きができない状態になってしまいます。
この休眠状態を解除するには、所定の手続きが必要になってめんどくさいので頭の片隅に覚えておいてくださいね。
贈与税に注意
ほとんど関係ないケースが多いんですけど、いちおご紹介しておきます。
親子間であっても、お金のやりとりには税金がかかってきます。贈与税の対象となるのは年間110万円です。
子供名義の口座に110万円以上をドドンっと振り込むことだけはやめておきましょうね…
さいごに
子供名義の口座で、まず一番利用するのがお年玉やお祝い金などの「お金の入金」だと思います。
そういう意味では、自宅の近くに店舗やATMがある銀行を選ぶのは必須条件です。(そもそも、銀行によっては自宅の近くの支店でなければ開設できないところもあります)
それ以外では、目的に合わせて銀行を選んでもいいですし、デザイン重視で決めちゃうのもアリだと思います。
ここでご紹介した3つの銀行は、どれも安心して利用できる使い勝手のいい銀行ばかりです。
教育資金を貯金するためなのか?
将来、仕送り用の銀行口座として使いたいのか?
大人になった子供が使いやすい口座にするのか?
お子さんへのプレゼントを選ぶつもりで考えてみてくださいね♪
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