貯金用口座のおすすめ銀行6選!普通預金でも利息が高いのはどこ?

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貯金 口座 おすすめ

将来の教育費や老後費用を貯めるためには、生活費用とは別の貯金用の銀行口座をつくっておくと安心です。

今は、定期預金に預けてもほとんどお金が増えないので、万が一に備えていつでも引き出せる普通預金を貯金用の口座に選択する人も増えています。

貯金用口座にお金を入れたら、あとは必要なときまで貯めっぱなし♪

でも、長期間ほったらかしておくお金なら、少しでもお得な銀行を利用したくありませんか?

・普通預金の利息が最も高いのはどこ?

・定期預金として預けるなら?

・貯金しやすいサービスがある銀行は?

など貯金のために銀行口座を探している方のために、金利の比較やもらえる利息、貯金しやすい口座を探してみました!

貯金用口座の選び方

将来のために貯金していくうえで、貯金専用の銀行口座は必須アイテムです!

貯金専用の口座をつくることで「絶対に使わないお金」をキープすることができますし、「入金履歴しかない通帳」をみると貯金のモチベーションアップにもつながります♪

そして、せっかく専用口座を作るなら、なにかと「お得」なポイントがある口座を選ぶべきです。

私が考える、貯金用口座を選ぶポイントは3つです。

  • 普通預金でも金利が高い。貯めれば貯めるほど利息をたくさんもらえる
  • 定額自動入金サービスがあり、ほったらかしで貯金できる
  • 入出金にかかる手数料が無料 

貯金のお金はしっかり残しておきたいもの。でも、ただ放置しているだけでは損してしまいます。

普通預金の利息はとても低く、大したお金にはならないかもしれませんが、それでも銀行が違うだけで100倍も差が出てくるんです。

貯金に便利なのは「自動入金サービス」がある銀行です。

お給料が振り込まれる口座から、毎月決まった額を貯金用の口座に自動で移し替えてくれるので、めんどうな振り込み作業をしなくて済むし、強制的に貯金ができるしくみが出来上がります。

いわゆる先取り貯蓄が簡単にできるんですよ♪

銀行口座で利息が高いのはどこ?

分かりやすくお得感があるのは利息が高い銀行です。

最近は銀行に預け入れても大して増えない…といわれていますが、どうせ貯めっぱなしにするお金なら、少しでも利息がもらえる銀行を利用したいですよね。

銀行 普通預金の金利 定期預金の金利
イオン銀行 0.15%(条件あり) 0.05%
楽天銀行 0.1%(条件あり) 0.03%
じぶん銀行 0.01%(条件あり) 0.05%
ソニー銀行 0.001% 0.05%
住信SBIネット銀行 0.001% 0.02%
GMOあおぞらネット銀行 0.001% 0.05%
メガバンク3社 0.001% 0.01%
ゆうちょ銀行 0.001% 0.01%

※普通預金、定期預金ともに1年間の金利です。※数値は記事作成時点のものです。

現在、大手メガバンクとゆうちょ銀行の普通預金の金利は0.001%です。

それに比べ、ネット銀行の「イオン銀行」と「楽天銀行」は金利が100倍以上と一番高くなっています。

どれくらいの違いかというと…

大手メガバンクの普通預金に100万円を預けておくと、1年後の利息は10円です。

定期預金でも100円にしかなりません。
一方、イオン銀行や楽天銀行に100万円を預けると1年間で1,000円の利息がつきます。

けっして多い金額ではないかもしれませんが、5年、10年、20年と貯金しつづけるとチリも積もればってやつです。

また、それぞれ高い利息をもらうためには「条件あり」となっていますので、このあたりも含めてそれぞれの銀行口座の特徴を詳しくご紹介していきます。

イオン銀行

イオン銀行の最大の特徴は、なんといってもその金利の高さです。普通預金の金利で年0.15%もつくのはとても珍しいんですよ。とはいえ、簡単には最大金利をもらうことはできません。

イオン銀行は「ステージ制」を採用していて、提携しているサービスなどに応じてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナと4段階の金利が適用されます。

0.15%の最大金利となるのはプラチナステージですが、ゴールドステージでも0.1%となるので、ゴールドステージ以上を狙えるようならイオン銀行を活用するのがいいかも。

金利・利息

ステージは、各種サービスの利用を点数に換算して以下のように分けられています。

ブロンズステージ(金利0.03%)→20点以上
シルバーステージ(金利0.05%)→50点以上
ゴールドステージ(金利0.1%)→100点以上
プラチナステージ(金利0.15%)→150点以上

例えば、口座開設と同時にイオンカードを作成すれば、

・イオンのクレジットカードを作成→10点
・インターネットバンキングの登録→30点

=40点がもらえます。

ちょっと仕組みがややこしいと感じるかもしれませんが、よくよく読んでみると、ゴールドステージ以上を狙うならイオン銀行をかなり使い倒さないと難しいのが現実です。

(例)給与の受け取り口座にする、イオンカードで毎月数万円の買い物をする、イオン銀行で投資信託や外貨預金を運用する

貯金用口座として活用するだけだと、点数を稼ぐのは難しいと思います。

これを知らないと、高い金利目当てでイオン銀行を開設しても、大した金利がつかなかった…となってしまうかも。自分はいくつ点数がつきそうかな?という点を確認してから口座開設することをおすすめします。

自動入金サービス

定額自動入金サービスがあるので、先取り貯蓄をするには便利な口座です。

手数料

基本的に無料になるのは、イオンATM利用料と、イオン銀行宛ての振込手数料くらいです。

その他有料のものも、ステージによって手数料が無料で利用できる特典はありますが、貯金用口座としてのメリットはそれほどない気がします。

イオン銀行での貯金が向いてる人

  • 定額自動入金サービスを利用したい
  • イオン銀行で投信信託や外貨預金などの運用を考えている人(点数がつくため、ゴールドステージ以上を狙うことで金利0.1%以上になる)
MEMO

2019年4月1日にステージ制の導入&金利条件が変更になり、貯金用よりも生活費用口座としてのメリットが増えました。イオンでよくお買い物をする人は、生活費用のクレジットカード&引き落とし口座をイオン銀行にするほうがたくさん恩恵を受けられます。

楽天銀行

イオン銀行の条件改定により、楽天銀行のほうが貯金用口座としてためやすくなりました!

楽天銀行の普通預金金利は、何もしないと年0.02%ですが、楽天証券と連携させるだけで5倍の年0.1%になります。

最大金利を無料でもらう方法

楽天証券と連携させる方法はとても簡単で、もちろん無料でできちゃいます。

  1. 楽天証券の口座を開設
  2. ネット上から、連携サービスの「マネーブリッジ」に申し込む

これだけで、銀行口座でもらえる利息が0.1%になります。

少しややこしいと感じる方もいるかもしれませんが、すべてインターネット上で手続きが完結します。

しかも、銀行と証券口座は同時に開設ができるので、最初の手続きさえがんばってしまえば、あとはずーっと高い金利がもらえちゃうってわけです。

楽天銀行のお得な特典

他にも、楽天銀行にはお得な特典が多いです。

  • コンビニATMで24時間利用可能
  • ATM手数料0円(最初の6ヶ月間は月5回まで)
  • 他行への振込手数料0円(最大月3回まで)
  • 専用アプリが使いやすい!残高確認も振込もスマホでOK

さらに、ハッピープログラムといって銀行の取引で楽天スーパーポイントがもらえちゃう仕組みもあります。

対象となる取引の中には「他行口座からの振込」もあるので、貯金のために楽天銀行にお金をうつすだけでポイントがもらえちゃうんですよ♪

ただ、残念なことに定額自動入金サービスはありませんので、お給料を貯金用の口座へうつす手間はかかってしまいます。

楽天銀行での貯金が向いている人

  • 貯金口座でも高い金利をもらいたい人
  • 残高確認などはスマホで済ませたい人
  • 楽天ポイントを貯めたい人

じぶん銀行

三菱UFJ銀行とauが共同出資したネット銀行「じぶん銀行」にもお得なメリットがいろいろあります。

金利・利息

普通預金の金利は通常0.001%ですが、じぶん銀行をカブドットコム証券と連携させるだけで0.01%になります。楽天銀行のマネーブリッジと同じ特典ですね。

カブドットコム証券の口座を開設するのにお金はかかりませんから、利用しなきゃ損です。

じぶん銀行のお得な特典

また、定額自動入金サービスも手数料無料で利用できるので、貯金用口座にはぴったり。

スマホ用アプリも見やすくなっているので、残高確認などが簡単です。(さすがauが出資している銀行!)

また、定期預金に興味がある方には、新規口座開設の人向けに3ヵ月定期預金の金利が高くなるキャンペーンなどもやっています。定期預金の金利は0.05%ともともと高いのですが、さらに利息をたくさんもらうチャンスです♪

auユーザーだとWALLETポイントが貯まる特典もあるんですけど、プリペイドカードへのチャージだったり、携帯電話料金の引き落としだったり、生活費用の口座として使う人向けの特典になっているのでここでは割愛します。

じぶん銀行での貯金が向いている人

  • 貯金口座でも少しは高い金利をもらいたい
  • 定額自動入金サービスを利用したい
  • スマホで残高確認をしたい人
  • auユーザーでWALLETポイントを活用している人

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行という名前にあまり馴染みがない人も多いかもしれませんが、大手の三井住友信託銀行とSBI証券が共同出資しているネット銀行です。

ネット銀行の中でもサービスが充実していて、人気があります。

自動入金サービスの仕組みがあることと、口座の中で「目的別口座」を自由に設定できるという特徴があり、貯金用の口座としても便利です。

また、SBI証券と提携しているので、投資などで運用しながら貯金する人にも便利な銀行です。

金利・利息

普通預金の金利は0.001%と大手メガバンク並みです。

住信SBIネット銀行のお得なサービス

定期自動入金サービスでは、毎月1万円から1000円単位で、他の口座からお金をうつすことができます。

さらに、住信SBIネット銀行は口座同士のやりとりが最大月15回まで無料という特典があるため、貯金のために手数料がとられる心配もありません。

「目的別口座」というのは、ひとつの口座をさらに分割するようなイメージで、生活費用・貯蓄用・臨時出費用などと使い分けできる機能です。

貯金用口座の中を、さらに「絶対つかわない口座」「将来の教育費の口座」「老後資金」などと整理できるので細かくお金を管理したい人には助かる機能かも。

デビットカードが作れる

また、貯金のためにはあまりおすすめしませんが、キャッシュカードにはVisaデビット機能をつけることができます。利用代金は、口座からすぐに引き落とされるシステム。

これなら、急にお金が必要になったときにわざわざ引き出さなくても貯金用口座のお金を使えますし、出金の履歴もスマホで確認ができるので、「なんとなく貯金のお金を使っちゃった」というのは防げるかと。

貯金用のお金は、なるべくさわらないほうがいいので、使い方には気を付けてくださいね。

住信SBIネット銀行での貯金が向いている人

  • 定額自動入金サービスを利用したい
  • SBI証券の口座を活用したい
  • 1つの銀行で生活費と貯金を管理したい
  • Visaデビット付きキャッシュカードに魅力を感じる

ソニー銀行

ソニーフィナンシャルホールディングスやソニー生命など、ソニーグループが運営しているネット銀行です。

ソニー銀行のお得な特徴

普通預金の金利は年0.001%とお得感はありませんが、「おまかせ入金サービス」という自動入金サービスがあります。

毎月指定した銀行から、ソニー銀行の口座へ自動的に手数料無料で入金してくれるので、貯金するための仕組みにはぴったりです。1万円以上1000円単位から利用できます。

さらに、ソニー銀行は定期預金の金利が高く設定されています。

積み立て定期預金は1,000円から、円定期預金は1万円から預けることができて、金利は最大0.05%でトップクラス。

デビットカードが作れる

ソニー銀行ならではの特徴として、Sony Bank WALLETというものがあります。

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のキャッシュカードとVisaデビットが1枚になったカード。このVisaデビットは、世界中のVisa加盟店で使うことができるんです。

海外旅行の資金を、貯金用口座から出したい!というときには便利かも。

ソニー銀行での貯金が向いている人

  • おまかせ入金サービスを利用したい人
  • 高い金利の定期預金を利用したい人
  • Visaデビット付きキャッシュカードに魅力を感じる

GMOあおぞらネット銀行

とことんこだわって普通預金の金利を高くしたい人には、GMOあおぞらネット銀行もご紹介しておきますね。

普通預金の金利は、メガバンク同様0.001%なんですが、GMOクリック証券と連携するための「証券コネクト口座」へお金をうつしておくと、なんと0.11%の金利がつくんです。

今の時代ではかなりの高金利!GMOグループは証券会社で有名ですから、ぜひ証券口座も活用してください、ということなんでしょう。

とはいえ、自動入金サービスがないので、毎月の貯金をGMOあおぞらネット銀行の普通口座にうつして、そこからさらに証券コネクト口座へうつして、という手間はめんどくさいかも。(手数料は無料)

これからの長い家計のやりくりを考えて、無理なく活用できそうな人は使ってみてもいいかも。

GMOあおぞらネット銀行での貯金が向いている人

  • 手間をかけても高い金利の銀行に預けたい
  • GMOクリック証券を活用したい

貯金用口座があればほったらかしで貯まっていく♪

貯金用口座を作ったら、ぜひ先取り貯蓄をはじめましょう。

お給料が振り込まれたら、毎月決めた金額を先に分けてしまうんです。今月のやりくりは、残りのお金でなんとかします。

そして、貯金用口座のお金は、絶対に手をつけない!

これだけで、将来のための教育費や老後資金をほったらかしで用意できるはずです。利息が高い銀行なら、ちょっとずつ預金残高も増えていきます♪

そのために便利なのはやっぱり自動入金サービスなので、ぜひ利用できる銀行をチェックしてみてください。

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