現金10万円給付の使い道は?100人の現役ママにアンケートしました!

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現金10万円給付

新型コロナウイルスの支援策として、ついに現金10万円の給付が決定しました!早ければ、5月初旬から支給開始となる自治体もあるようです。

さて、この10万円ですが、みなさん何に使う予定ですか?

・収入が減って困っている方
・臨時休校で食費がかさんでいるご家庭
・地元のお店を応援したい人

などなど、ご家庭によって置かれている状況は様々ですし、その使い道についても色々あると思います。

そこで、100人の現役ママに緊急アンケートを実施!現金10万円の使い道について調査してみました。

ことり

子供がいるからこその使い道について、リアルな声を聞いちゃいました!

現金10万円の一律給付が決定!

新型コロナウイルスに関する支援策として、国民1人当たりへ10万円の現金給付が決定しました。正式名称を「特別定額給付金」といいます。

2020年4月27日時点で住民基本台帳(いわゆる住民票)に記載されている人であれば、一律に10万円を受け取ることができます。もちろん、子供も対象です。

つまり、4人家族であれば40万円を受け取ることができるわけです。

一度にもらえるお金としては、けっこうな大金…。ママたちは、何に使いたいと思っているのでしょうか?

調査方法

たくさんのママたちのリアルな声をお聞きするべく、日本最大級の仕事発注サイト「ランサーズ」でアンケートをとってみました。

回答していただく方は、現在子育て真っ最中のママに限定させてもらいました。

ことり

子供の分も給付金をもらえるご家庭が対象です。

20代~50代まで、幅広い年齢のママたち100人から給付金の使い道をお聞きすることができました!

現金10万円給付

 

お子さんについても0歳の赤ちゃんから大学生までと様々です。かなりリアルな声を集めることができました。

現金10万円の使い道 アンケート結果

現金10万円給付

1位 生活費に充てる(51人)
2位 貯金する(23人)
3位 欲しかった物を買う(13人)
4位 コロナ収束後に使う予定(旅行・レジャー費など)(9人)
5位 店舗応援のために使う(飲食店のテイクアウト、在庫を抱えるお店のお取り寄せなど)(3人)
6位 受け取らない(1人)
-位 寄付する(0人)

アンケート結果はご覧の通りとなりました!

(複数の使い道を検討している方は、主な使い道を回答していただいています。)

それぞれの使い道の背景には、ご家庭の事情など理由もいろいろ。回答内容を詳しく見てみましょう。

なお、今回のアンケートでは、給付金の使い道のほかに「あなたの世帯がもらえる総支給額」「コロナの影響で収入に変化があったか」についてもお聞きしています。

1位 生活費に充てる

100人中51人の方が、給付金を「生活費に充てる」と回答してくれました。

理由を見てみると、みなさんが困っているリアルな声が聞こえてきました…。まずは、収入に大きな影響を受けているママたちの声。

<総支給額:40万円、収入が半分くらいに減った>
私のパートが休業になってしまったので収入は0です。いつも私の給料は子供の塾や習い事の月謝になっているので、それに充てたいと思っています。食費もいつもの倍になっているのでそこに使います。

主人の分も光熱費や毎月の支払いに充てると思います。

 

(40代後半/11歳児・9歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入が半分くらいに減った>
シングルマザーで養育費もいただいていないため、まずはアパートの賃料と食費・生活費ですね。学校も休校で食費もかなりかさむため、ほぼ生活費だけで終わりそうです。いつまで続くのかはわかりませんが、1人10万円でどこまで賄えるかが心配です。

 

(40代前半/14歳児・13歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入がほぼゼロになった>
子供がまだ大学生と高校生なので学費に使おうと思っています。
観光関係の自営業者なので、いつコロナが終息するかわからないし、コロナが終息してもいつごろから旅行者が戻ってくるかわからないということで、しばらくは普通の収入はないと思っています。
子供の学費は減らすことができないのでそちらに回そうと思っています。

 

(50代/大学生・高校生のママ)

「収入が半分くらいに減った」「収入がほぼゼロになった」と回答してくれた方たちのすべてが、『生活費に充てる』という回答でした。

本当に困っている人たちのリアルな意見…。現金給付の意義をヒシヒシと感じさせられます。

また、収入に大きな影響がなくても、出費が増えて困っているというママの意見も多かったです。

<総支給額:30万円、収入が半分くらいに減った>
私は仕事が休止状態になり、夫はテレワークになっています。
家族全員が家にいる状態なので、食費が大幅にアップしました。
まず食費に充てて、残りは毎月発生する光熱費や家のローンに充てます。
車の税金・保険も迫っているので、それにも充てる予定です。
何か買いたいという余裕はなく、ほぼ生活費に充てることになります。

 

(40代後半/10歳児のママ)

<総支給額:50万円、収入はほとんど変わっていない>
コロナウィルスが蔓延し始めてから、子供たちが休校になり毎日家にいるので、食費が大きな負担になっています。食費がかさむので、定期預金で生活費を補てんしなくてはいけない状況だったので、現金支給はとてもありがたく助かります。食費以外にも、自動車税や、家の補修などを考えています。貯蓄は難しいかもしれないです。

 

(40代前半/高校生・14歳児・11歳児のママ)

他にも、

・水道代や電気代などの固定費
・コロナ対策で購入しているマスクやアルコールやウエットティッシュなどの衛生用品
・車のローンや保険料
・子供の家庭学習のための費用
・子どもと家で過ごすためのグッズ

など、生活費を圧迫している出費の補てんに使いたいという意見が多かったです。

家で過ごす時間が増えると、こんなに出費がかさむのか…と私もあらためて実感しているところです。

2位 貯金する

生活費の次に多かったのが「貯金する」で100人中23人の回答がありました。

<総支給額:30万円、収入はほとんど変わっていない>
特に給料が減ったわけでもありませんし、コロナの影響で購入しなければならないものはないので、全額貯金をするつもりです。将来がさらに不透明になったので、万が一のために貯金をして、使う予定は今のところありません。

 

(30代後半/6歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入はほとんど変わっていない>
幸いな事に、コロナの影響で収入はほぼ減りませんでした。
今回のコロナで節約する事を考えさせられ、生活を見直す事ができました。外食や買い物もあまり必要なかった事に気づけました。なので全額貯金するつもりです。

 

(20代後半/1歳児のママ)

コロナによる収入への影響が少なく、特に使う予定もないため貯金にまわしておくという意見が多かったですね。

また、幼い子供をもつママからはこんな意見も多かったです。

<総支給額:30万円、収入が少し減った>
基本的には全額子どものために貯金する予定。養育費として今後コツコツと貯金しようとは考えているが、その時その時の状況で毎月一定額を貯金できるかわからないため、今回の給付金は子どものために貯金し、将来の出費に備える。

 

(20代後半/0歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入が少し減った>
コロナの影響で今のところ収入が少し減りましたが、生活できないわけでなく今まで出来ていた貯蓄出来る金額が減ってしまっています。そのため、貰ったお金はとりあえず貯蓄にまわして、子供が大きくなってきたときの学費の足しにしたいと思います。

 

(30代後半/3歳児のママ)

今使ってしまうよりも、子供の将来に備えたいという気持ち、同じ母親としてすごく分かります。

他には、こんな意見もありました。

<総支給額:30万円、収入はほとんど変わっていない>
コロナがとりあえず収束したとしても、その後の大恐慌は免れないと思います。なので30万円もらったからといって、それをパーっと使うことはできません。将来のために何が起きても良いようにするには、お金を持っておくことしか対処の仕様がないと思っているのです。

 

(40代後半/13歳児のママ)

<総支給額:50万円、収入が少し減った>
今の時点ではなんとか給料で生活費が賄えているため、貯金します。これから先コロナがどうなるか分からず、給料やボーナスが貰えなくなった場合にも子供達が不自由なく暮らせるように、まとまったお金は貯めておきたいと思います。

 

(30代後半/13歳児・8歳児・1歳児のママ)

<総支給額:40万円、収入はほとんど変わっていない>
我が家の収入はほぼ変わっていないので給付金を使う事はあまり考えていない。今回の新型コロナの影響で国が税金をたくさん使っていて、コロナが終息を迎えた時今後何かしらの税金が必ず上がると思っているのでその時のために貯蓄をしておくつもり。

 

(40代後半/14歳児・10歳児のママ)

今回のことで万が一に備えておくことの大切さをあらためて感じた人は多いはず。

こんな状況だからこそ、あえて貯金をして備えておいたり、将来への不安を少しでも減らしておくのはひとつの方法だなぁと感じました。

3位 欲しかった物を買う

100人中13人が電化製品や娯楽品など「欲しかった物を買う」と回答してくれました。

<総支給額:40万円、収入が少し減った>
主人と私、子供たちでそれぞれが今必要としているものを買おうという話になりました。主人は会社用のリュックを新調、私はテレワーク用のパソコンを買おうと考えています。子供たちには家で遊べるレゴブロックやパズルなどを購入予定です。貯めるのではなく、経済のために極力使おうという話になりました。

 

(30代後半/7歳児・3歳児のママ)

<総支給額:40万円、収入はほとんど変わっていない>
子ども二人が休校になり、ほとんで家から出ることもなく過ごしていることもあり、窮屈な生活を強いているなぁと感じているので、自分の住んでいる地域の経済を回すためにも、子どもたちが欲しいと思うものを買ってやりたいと思う。二番目の子はもともと自転車を欲しがっていたので、自転車を。第一子は通学用の鞄が欲しいと言っていたので、落ち着いたら給付金で買ってやりたいと思う。

 

(40代後半/高校生・9歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入はほとんど変わっていない>
ずっと古くて欲しかった冷蔵庫を買う!自分のインプラント費用にも充てる。自分の自治体で消費したいので、行きつけの飲食店が開いたらいろんなお店に足を運びたいです。自分たちが楽しくなり、お店の方たちに少しでも還元できるようにしたい。

 

(40代前半/11歳児のママ)

欲しかった物を買う予定のご家庭は、コロナの影響で収入に大きな影響がないご家庭ばかりでした。

せっかく一括でキャッシュが入るのだから、大きいものを買うのはアリですよね♪

私が感心したのは、みなさん意識的に「経済を回そう」「もらったお金はちゃんと使おう」としているところ。しっかり考えている人が多いんですね。

4位 コロナ収束後に使う

コロナの影響で旅行やレジャーができない日々が続く中、100人中9人は「コロナ収束後に使う」と回答してくれました。

<総支給額:40万円、収入はほとんど変わっていない>
テーマパークや旅行に行く費用にするつもりです。子供たちにずっと家遊びで我慢させているので、思いっきり遊ばせてあげたいからです。また、私は関西に住んでいるのですが、下の子が産まれてからまだ九州に住む祖母に会えていないので、ひ孫たちを見せに行く予定です。

 

(30代前半/5歳児・1歳児のママ)

<総支給額:30万円、収入が少し減った>
新型コロナが収束したら家族で国内旅行に行くために利用したいです。子供は学校が休校、主人はテレワーク、私自身は元々在宅仕事なので今は家族全員が一日中自宅に居る状態で各自ストレスが溜まってきました。なので、新型コロナ収束後に旅行に行ってリフレッシュすることを励みにして毎日を過ごしています。また旅行産業は厳しい状態だと聞くので、利用することで少しでもお役に立てれば良いなという思いもあります。

 

(40代後半/15歳児のママ)

コロナ収束後にお金を使いたい、と回答してくれた方は、収入に大きな変化がなく生活には困っていない方たちでした。

今、外出自粛をがんばっている分、コロナ収束後に楽しむ予定をもつのはいいですよね♪

旅行会社やホテル、観光業界も今回のコロナで大打撃を受けているので、そういった事業者への支援にもなりそうです。

5位 店舗応援に使う

休業要請で困っている飲食店などのお店が多い中、飲食店のテイクアウトや在庫を抱えるお店のお取り寄せなど「店舗応援に使う」と回答した人が100人中3人という結果になりました。

<総支給額:30万円、収入が少し減った>
コロナの影響で収入が減りましたが大打撃という状況ではありません。しかし、減収する苦しさは理解できます。普段からよく利用していた飲食店などは、今一斉に色々な面で自粛をされています。今まで慣れ親しんだ街並みが、コロナの経済難で潰れていく様子を見るのはツライです。なので、10万円の給付は全て、地域の店舗でしっかりと使うか、もしくは募金を受け付けてくれるのであれば、適宜お渡ししたいと考えております。

 

(30代前半/10歳児・4歳児のママ)

ご家庭の収入に影響があるにもかかわらず、もらったお金で地元のお店を応援したいというママの意見です。

今後、休業要請が長引けば、慣れ親しんだお店はどんどんなくなってしまうかもしれませんよね…。少しでも力になってあげたい、という気持ち、とてもよく分かります。

他にも、「メインは生活費の補てんになるけれど、飲食店のテイクアウトを積極的に利用したい」というように、できる範囲で応援したい!というママも多かったです。

6位 受け取らない

今回の給付金を「受け取らない」と回答してくれた方には、こんな理由がありました。

<総支給額:40万円、収入はほぼ変わっていない>
私は医療従事者のため、収入に変化はありません。私の家族の分の現金給付が、もっと他に必要となるディスポーザブル医療用品の補填、検査の促進など、現状を打破できる方法にお金を充てることを強く望んでいます。もっと有効な使い方があると思います。

 

(40代前半/12歳児・9歳児のママ)

医療従事者の方からの貴重なご意見です。ご回答ありがとうございます。

たしかに、生活に困っている人がたくさんいるのは事実ですが、医療現場が一番困窮しているんだろうと思います。

これを読んだときに、あらためて給付金の使い道は大切だなぁと考えさせられました。

回答ゼロ 寄付する

今回のアンケートでは、使い道の選択肢として「寄付する」を選べるようにしていました。

ただ、今回アンケートに回答してくれたママたちの中には、給付金を「寄付する」予定の方はいらっしゃいませんでした。

芸能人の中には「寄付をします!」と宣言している方もいらっしゃいますが、やっぱりリアルな声としては、寄付するよりは自分たちで使いたい、使い道を選びたい人が多いんだな~とあらためて感じました。

子育てって何かとお金がかかりますし、この先もどうなるか分かりませんからね…。

現金10万円給付の使い道 さいごに

ことり

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

今回、このアンケートを実施したのは、私自身が給付金の使い道に悩んでいたからでした。

新型コロナウイルスの影響がこの先どれくらい続くのか分からない中、自分たちのために使うのがいいのか、経済を回すために使ったほうがいいのか、それとも将来のために貯金しておいたほうがいいのか…。

受け取らない、寄付をする、という選択肢もある中、みんなどうするんだろう?っていうのが純粋に気になったんですよね。

そして、ママには「子供がいるからこその悩み」も多いじゃないですか。だからこそ、現役ママたちのリアルな意見が知りたかったんです。

特に収入が減ってない人もいるわけだし、実はみんな貯金しちゃうんじゃないの?とも思っていましたが、想像していたよりも生活費に困っている人が多く、今回の給付金の意義をあらためて感じました。

また、積極的に経済を回そうとしているママも多くいて、こういう気持ちが大事なんだよな~と思いました。

いろんな意見がありますが、給付金をもらう権利はみんなにあって、その使い道も個人の自由だと私は思っています。

そして、このお金は私たちの税金であって、いつかそのツケがまわってくるとも思っています。(現に、東日本大震災後からは復興のための特別税が徴収され続けています…)

だからこそ、何に使うのかしっかり考えておきたいですよね。

なお、この特別定額給付金(現金10万円一律給付)の申請時期は、自治体によって違います。5月中旬ごろに申請書が送られてくる地域が多いようなので、もう少し待っていてくださいね。

「現金10万円一律給付の使い道に関するアンケート」調査概要
調査日:2020年4月23日
調査方法:ランサーズ
アンケート回答数:100
対象者:現在子育てをしている20代~50代の女性

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