「IRの裏話」シリーズの記事を一覧にまとめました!
ことり
現在、フリーランスで活動をしている私ですが、以前は東証1部上場企業のIR担当として仕事をしていました。
そんなに大きい会社でありませんでしたが、入社してまもないタイミングからIRに配属になり、なんだかんだIR部門のリーダーを務めるまでになりました。
そのため、IRで経験した業務は多岐に渡ります。決算、株主総会、株主優待、リリース、広報活動、そのほか様々なIR施策を企画・実行してきました。
ブログでは、IR時代の体験談やエピソード、IRってどんなことを考えてるの?など「IRの裏話」を書いています。
よければ、見ていってください。
ことり
2020年10月14日に「IRの裏話⑦」を更新しました!
カラス
IRの裏話①株主優待の新設
私がIRをしていた会社では、当初、株主優待を実施していませんでした。
ところがある日、株主優待を新設しようという話になり…。
なぜ我が社は株主優待を始めることになったのか?IRにはどんな目的があったのか?経営者はなぜ決断したのか?
こちらからどうぞ↓
⇒⇒【IRの裏話】我が社が株主優待を新設することになったワケ
IRの裏話②株主優待の内容の決め方
株主優待制度を導入するにあたり、社内ではさっそく株主優待品を何にするかの検討が始まりました。
株主優待品を決めるまでの経緯、最終決定をしたときの理由、惜しくも落選した候補の商品などについて書いています。
また、記事の中で、人気優待品のQUOカードについて「ここだけの話」も紹介しています。
IRの裏話③株主優待の改悪と廃止
会社によっては、株主優待の内容を変更したり廃止することがあります。
株主優待の改悪や廃止は株価への影響も大きく、けっして喜ばれるニュースではありません。
優待の改悪・廃止がされるとき、IRでは何が起こっているのか?どんな議論のすえ、改悪・廃止という結論に至ったのか?
さらに、IR視点から「株主優待の改悪・廃止にかかわる3つの前兆」もご紹介しています。
⇒⇒【IRの裏話③】株主優待の改悪と廃止を語る。事前に気付く方法は?
IRの裏話④四季報からの取材内容
投資家のバイブルとも呼ばれる「四季報」ですが、IRとしては四季報の取材対応も大切な仕事のひとつです。
そんな四季報記者さんから取材を受けた時のエピソードをご紹介しています。
四季報ってどんな取材をしているの?会社とは何か特別な関係があるの?
また、「初心者におすすめの四季報の活用法」も書いてみたので参考にしてください。
⇒⇒【IRの裏話④】四季報からの取材内容って?おすすめ活用法も
IRの裏話⑤株主総会のお土産廃止
1年の総決算となる「株主総会」は、IR業務の中でもなかなか重たい仕事でした。毎年、株主総会が近づくにつれて緊張感が高まっていたのを覚えています。
そんな株主総会ですが、近年、お土産を廃止する会社が増えています。あなたも、招集通知に「お土産はありません」と書かれているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。
市場全体でお土産廃止の動きが強まっているのですが、実は、そこには表向きに言えないIRの本音が隠れていたりします。
お土産廃止をする企業は、個人株主を軽視しているの?どうして廃止することにしたの?なんて疑問が分かるかもしれません。
Twitterで一番話題になった衝撃作ですw
⇒⇒【IRの裏話⑤】なぜ株主総会のお土産が廃止されているのか?
IRの裏話⑥株主総会の開催日
今回は、読者さんの素朴な疑問にお答えする形で記事を書きました。
「株主総会って、なんで平日開催なんですか?仕事があって行くことができません。土日だったら行けるのに…。」
株主総会って、一般的に平日のまっ昼間に開催されるんですよね。土曜日や日曜日の会社はかなり限られています。
なんで平日ばかりなの?個人株主のことを考えてないの?土日開催はもっと増えたりしないの?なんて疑問をIRとしてスッキリさせます。
⇒⇒【IRの裏話⑥】株主総会はなぜ平日開催ばかりなの?土日にできない理由とは
IRの裏話⑦IRへのお問い合わせ
「IRに問い合わせて、株式投資の参考になる情報を聞き出したい!」そう思う投資家の方は少なくありません。実際に、私の元にも日々たくさんのメールや電話が届いていました。
「IRへ電話する勇気が出ない…」「どんなふうに問い合わせればいいの?」「塩対応されないコツが知りたい!」などなど、IRへのお問い合わせにまつわるアレコレをまとめてみました。
IR側から見た問い合わせの現実、気になりませんか?長くなってしまったので、①~④を前編、⑤~⑨を後編と分けています。
⇒⇒【IRの裏話⑦】IRへ問い合わせる前に知っておくべき9つのこと(前編)
⇒⇒【IRの裏話⑦】IRへ問い合わせる前に知っておくべき9つのこと(後編)
あとがき
IRの裏話を書き始めたのは、投資家やアナリストとは違った「IR視点」を少しでも知っていただき、株式投資をより楽しんでいただけたらいいな、と思ったからです。
ただ、一番の理由は「IRの話をしてみたかった」からかもしれません。
IRとして働いていた当時から「IRの仕事ってめちゃくちゃ大変なんだぞー!」「今こんなことしてるんだぞー!」と、人に話したい気持ちをグッとこらえていました。
IRは、多くの社内情報や未発表情報を取り扱う部署でもあるので、何がインサイダー情報になるか分かりません。
当時、同じ会社にいる同僚はもちろん、家族にさえ、私は仕事の内容をほとんど話せませんでした。IRの動き自体が機密情報になりうるからです。
「来週急にリリースを出すことになっちゃってさー。今めっちゃ忙しいんだよー!」なんてポロッと言ってしまった日には…。考えただけで恐ろしい。
そんな当時のうっぷんを、今、晴らしているのかもしれません。
「IRの裏話」を読んでくれたあなたに、何かしらの気づきや新しい視点を与えられることができたらとっても嬉しいですし、ただ通りすがりに読んでもらえただけでも、貴重な時間を割いていただけたことを光栄に思います。
更新はのんびりペースですが、まだまだ続編を書く予定です。ぜひご期待ください!
ことり
IRについての話は非常に興味深く、どうしてもわからない点(ちゃんと決算書等はよみましたよw)をメールで企業IRに問い合わせる際の後押しとなり大変良い記事であると思いました。
これからも貴サイトの発展お祈り申し上げます。
コメントありがとうございます。
運営者のことりです。
この記事は、私の想いを詰め込んで丁寧に丁寧に執筆させていただきました。
このようなコメントをいただけるのは、大変光栄ですし、とても嬉しく思います。
ぜひ株式投資を楽しんでくださいね。